良い人でなければ愛されない

 

 

カウンセラーとして1歩を踏み出した、風心(ふみ)さんの体験談です。

 

 

 

この度、カウンセラーの卵として一歩を踏み出すことになりました、風心と申します。

 

少々長くなりますが、私の想いを、ゆっくり読んでいただけたら嬉しいです。

 

 

私は、過保護・過干渉の両親のもとで育ちました。

 

2人は、あるがままの私を見るのではなく、

理想の子供像を押し付け、支配的・命令的な言動が多かったです。

 

両親から嫌われず、見捨てられないために、

私は自分の意見を押し殺し、Noが言えない子供になっていきました。

 

更に、親に逆らわない『良い子』を演じているうちに、

自分自身の気持ちさえ、分からなくなっていきます。

 

大人になっても、

嫌われないよう、周りの人にとって価値ある人間でいるために、

『良い人』であろうと努めました。

 

いつも笑顔で振るまい、

何か人に押し付けられても

「いいよ、大丈夫ですよ」「ごめんね」

を口癖に、自分が頑張らなきゃと思っていました。

 

周りにとって、価値ある良い人であろうと頑張れば頑張るほど、

軽く扱われて感情をぶつけてもいい『都合の良い人』になっていたのです。

 

そして、

「私が頑張らなきゃ」

と、休みの無い生活と心労が続いた結果、

 

鬱病を発症し、10年間の闘病生活をおくることになります。

精神科には二度、入院もしました。

 

「なんて無価値な人間なのだろう…」

と自分を卑下し、

死にたくないくせに、「死にたい」が口癖の生活でした。

 

 

そんな、苦しんでいたある日の朝、

 

「私はこれからどう生きたいのか・・・、自分自身を知りたい!」

 

そのような強い思いが沸き上がり、カウンセリングを受けてみました。

しかし、腑に落ちる感覚がない…。

 

再びネットでカウンセラーさんを探し、そして目にとまったのが、じゅんさんでした。

直感で、この人のカウンセリングを受けたいと思いました。

 

じゅんさんのカウンセリングは、

魔法のように私の心を軽くしてくださり、

コチコチに固まっていた肩の力が、どんどん抜けていきました。

 

私は苦しかった。

自分は何を考えていて、何を感じているのか、それすらも自覚がない。

何をどう変えていけばいいのかも、わからない。

 

そんな私が、じゅんさんに救われたのです。

 

「良い人でいないと!」

「自分が頑張ればいい…」

「自分が何とかすればいい…」

 

と、随分と『自分一人で我慢してきた』ことに、気づかせて頂きました。

 

そして何より、長年、人に合わせるために、抑圧し、ごまかしてきた、

「あるがままの気持ち・心」

に気づかされました。

 

「私は、人から大切にされたい、ないがしろにされたくない」のだと。

 

でも、皮肉なことに、私を大切にしていなかったのは、他の人ではなく、自分自身でした。

 

「これは嫌、しなくない。これは好き、したい。」

こういった、ごく当たり前の、あるがままの感情を、

人から嫌われなくないために、押し殺してきたのです。

 

「人に好かれる良い人は、嫌な気持ちを抱いてはいけない。

良い人は、いつも感謝できなくてはいけない・・・」

 

そうやって、

「人に好かれる良い人間は、こうあらねば」

と理想を自分に強いて、あるがままの自分の気持ちを、否定し続けていました。

 

両親が理想をおしつけ、あるがままの私を見なかったように、

自分自身が、理想をおしつけ、あるがままの私を大切にしていなかったのです!

 

苦しみの原因は、自分の心でした。

 

 

私は初めて、自分の中にいる小さな自分を癒しました。

 

「今まで本当に辛かったよね、苦しかったよね。

一生懸命頑張ってきたね。ありがとう。

これからはもう無理しなくていいよ。

どんな気持ちもわがままも受け止めるよ。」

 

自分に優しさを向けられた時、心は温かくなりました。

 

 

こうして、自分の心のクセに気づかせて頂いたことで、

あるがままの自分をだんだんと受容できるようになり、心がどんどん軽くなりました。

 

気が付くと、自分の意見が言えないイエスマンだった私が、

周りに自分の考えを、主張できるようになっていたのです。

 

 

そんな中で、

「私も、自分と同じように苦しんでいる人の心を、楽にするお手伝いがしたい」

 

そう強く思い、じゅんさんのもと、カウンセラーの勉強を始めました。

 

 

私はまだ、駆け出しのカウンセラーです。

 

未熟で戸惑うこともありますが、真摯に心に寄り添う姿勢だけは大切にしています。