羽生・宇野選手から学ぶ2(逆境への対応)

羽生選手と宇野選手から学ぶメンタルケアをご紹介していますが、今回は、逆境への対応についてです。

悩みを少なくするためには、自分の思い通りにならない事実を受け入れ、それを自分の成長に役立てることも大切です。
世の中、自分の思い通りにならないことばかりです。
それを受け入れられないと悩みが増えて大きくなっていくのです。

不幸は幸せへのステップ

羽生選手は、昨年11月の怪我と真摯に向き合い、受け入れ、怪我をしたことによって更に成長しました。
金メダル獲得後には、「不幸は幸せへのステップ」とおっしゃられていましたね。
成長のためには、怪我をしたことはむしろ良かったことだと思っているでしょう。

自分の人生を肯定するためには、思い通りにならない事実を受け入れ、それを人生に意味づける作業が必要です。
「あんなことがあって確かに辛かったけれど、長い目で見れば自分が成長できて良かった」
こんな風に考えることができると、人生が奥深いものになります。

20年以上にわたる強い体調不良

私の経験をお伝えしたいと思います。
私は大学3~4年の2年間、鼻炎の症状で病院に通っていたのですが、そこで極めて不適切な薬の処方を受け、毎日服薬した結果、強い体調不良が始まり、今に至っています。
就職を期に引っ越しをし、病院を変えたことで、不適切な治療を受けていたことが明らかになりました。
その時の先生が、2年間私が飲んでいた薬の名前を聞いて絶句され、しばらくの沈黙の後、次のように言われました。

「この薬は、極めて重い病気・症状の場合に一時的に飲む薬ですよ。
単なる鼻炎であるじゅんさんに処方する薬では断じてありません。
こんなに強い薬を本当に2年間も飲み続けたのですか?
それでは体がボロボロになっているはずですよ」

2年間、原因不明の体調不良で苦しみ、いくつかの大学病院で検査を受けても原因が分からず困っていたのですが、ようやく原因がわかった瞬間でした。
衝撃で頭がボーとなってしまい、診察を受けながら、
「この先生の様子が、絶句というものなんだなあ。初めて目にしたなあ。」
と場違いなことをぼんやりと考えていたことを、よく覚えています。

原因がわかったので、服薬を止めれば体調は元に戻ると、当時の私は安易に考えていました。
でも、恐らく既に重度の自律神経失調症になっていたので、薬を止めただけで元に戻れる状態ではなく、その後もどんどん体調は悪化していきました。
それから約20年、体を治すために様々な医学的な勉強をしましたので、原因が分かった時点で自律神経失調症を治すべく東洋医学的な治療などを受ければ、回復の可能性があったかもしれないと今ならわかります。
しかし、当時は全く情報も持っておらず、為す術がありませんでした。
病院ではどんなに検査をしても「原因不明」となってしまうのですから、対処のしようがなかったのです。

その後20年以上体調不良が続いていますが、一番酷い状態だった6年間は半寝たきりで起き上がることもままならず、当時勤めていた会社は事実上のクビ。
今は、何とか仕事ができるまでには回復しましたが、慢性的な体調不良は続いています。

体も心も苦しい

薬を処方した医師を、何度恨んだかわかりません。
ネット社会になって情報を得られるようになったので、10年ほど前にその病院について調べたところ、

「とんでもない薬を処方され、体がボロボロになって人生を滅茶苦茶にされた。訴えようか迷っている」

という口コミを書かれている方がいました。
被害を受けたのは自分だけでないことを知り、私も訴えようか考えたこともあります。
ただ、本気で訴えるには、既に気力も体力もなくて諦めました。

痛みで泣きながら七転八倒したり、嘔吐が止まらない時など、切なくて切なくて仕方がなかったです。
普通に生活をできている人が羨ましく、
「なぜ自分だけこんなに苦しい思いをしなければならないのだろう」
といつも思っていました。

心理療法を受け始めて、内面がドンドン変わり、アダルトチルドレン由来の悩みが小さくなっていっても、加速していく体調悪化を受け入れることはできませんでした。
就職してからずっと一人暮らしでしたので、どんなに具合が悪くても稼がなければなりませんし、家事もしなければいけません。
でも現実は、トイレも這って行かなければならないほど症状が悪い時期もあって、
「これからの将来、1人でどうやって生きて行ったらよいのか」
と極度の不安・恐怖にも陥っていました。

自殺願望を抱かない時間なんて、ほとんどなかったです。
死ぬことで、体の苦しみからも心の苦しみからも解放されたかった。
有名な「完全自殺マニュアル」は熟読していました。
ただ、死ぬ瞬間の肉体的苦しみを考えると怖くて実行に移せず、「死んで楽になることもできないのか」と、更に苦しみを大きくしていました。

体調不良を受け入れた時

そんな私を、何人かのカウンセラーさんが力強く励まして下さいました。

  • あなたは大きなエネルギーを持っている。絶対に乗り越えられる。
  • 体が苦しくて本当に気の毒だけれど、思考を変えないと心の苦しさからは逃れられない。
    あなたなら思考をコントロールすることができる。

何年もかかりましたが、ようやく、体調不良を受け入れ、自分の人生はこれで良かったのだと思えるようになりました。
もちろん、今でも強い体調不良に見舞われると、心がめげそうになります。
今月はちょっとシンドイ日が続いて、この記事を書きながらもグチが出がちです。
それでも、

  • 体調不良を乗り越えるために必死で心を成長させようと努力した。
  • 具合が悪くならなければ、私は心の問題にここまで真摯に向き合うことはなかっただろう。

と思え、自分の身に起きる全てのことは、自分が成長するための必然なのだと今は受け止めています。

人生を受け止められた時、心はとても軽くなりました。
自殺願望もとても小さくなりました。
常に肉体的不調を抱える私にとっては、生きること、生活することは決して楽なことではないけれど、それでも、必死で生きてみよう、そう思っています。

まとめ

皆さんも、人生で思い通りにならないことが多くあると思います。
でも、受け入れれば心は軽くなります!
どんなことにも意味がある、そう考えてみて下さい、

次回は、「羽生選手と宇野選手から学ぶ」第三弾。
感謝(と慈悲)について書きたいと思います。

 

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