お悩み例② 出産後、イライラが止まらない

クライアントさんのお悩み例、第二弾です。
Aさんは、出産してからというもの、様々なことに不満を感じるようになりました。
常にイライラして、時には怒りを爆発させることもあり、そんな自分に戸惑っています。

Aさんのグチ

子育ての大変さは覚悟していたけれど、予想以上に大変で重荷。
子供は可愛いけれど、自分の時間が全然取れないことに息がつまりそう。
ダンナは鈍くて思うような助けにならない。
子供がいなかったら、こんな気が利かない旦那とは離婚したい。
娘が出産したら、母親は子育てを手伝うのが当たり前のはず。
なのに母親は、「もう年で体がシンドイ」といって子育てを手伝ってくれない。
弟にも、「年老いた母親を頼るな」と怒られる。
男には母になった女の気持ちや大変さなんて理解できないんだ。
仕事を続けたいのに、認可保育園に落ちてしまった。日本の行政はどうなっているんだ。
上の子は、下の子にちょっかいばかりだして泣かせる。
誰も助けてくれない。何もかも自分が背負わなければいけない。
こんな大変な生活、もうイヤ! etc

グチは延々と続きました(苦笑)

母親への怒りが爆発

特に、母親に対する怒りや不満は相当でした。
時々、怒りが抑えきれず、怒鳴ってしまうとのこと。

どうせ私の事なんて愛していないんでしょ。
弟のほうが可愛いんでしょ!
だから、私のこと助けてくれないんだ。
もういい!親子の縁を切る。

こんな言葉をつい、言ってしまいます。
母親は傷ついたような顔をし、時には泣くこともあるそうで、そんな母親の姿を見ると、

自分はなんて酷い人間なんだ

と自分を責めてしまうそうです。
「私、おかしくなってしまったのでしょうか。」
Aさんは戸惑い、困り果てていました。

子供のときは「いい子」だった

出産までは穏やかで優しかった人が、出産を契機に、人が変わったように不満ばかり口にし、イライラと怒りを募らせるようになるケースは少なくありません。

こういう人は大抵、子供の頃は聞き分けが良い、いわゆる「いい子」です。
Aさんも、子供の頃は率先して母親の手伝いをし、2人の弟さんの面倒をみていたそうです。
母親の手伝いや弟の面倒を見た時、Aさんがどんな想いを抱いていたのか、カウンセリングでだんだんと明らかになっていきました。

我慢していた子供時代

Aさんの母親は完璧主義者で、育児も家事も仕事(内職)も一生懸命に取り組むタイプ。
常に疲れているように見えました。
また父親は亭主関白で、母親を手伝わないばかりか、母親に居丈高に接していました。
Aさんは母親が可哀想で、何とか助けてあげたいと、一生懸命手伝いをし、弟の面倒をみるようになります。

でもAさん自身も小さい子供です。
我儘を言いたい時もあるし、母親に甘えたい時も当然ありました。
それでも、「自分がしっかりしていないとお母さんが大変」と思って、我慢をしてきたのです。
本当は、Aさんはもう、いっぱいいっぱいでした。
誰か代わって欲しい、助けて欲しい、そう思っていたそうです。

子供らしく振る舞うことを我慢してきたAさんは、大人びた印象の子供だったそうです。
「中学1年生の時には、社会人に間違えられた」と苦笑いしておっしゃっていました。
友達からは当時、あだ名で「お母さん」と呼ばれることもあったそうです。
当然のように、学校でも学級委員や生徒会の役員を任されたそうで、それも苦痛だったとおっしゃっていました。

子供の頃の写真を見ると、笑っている写真は皆無で、いつも、気難しい、疲れたような顔で写っている。
カウンセリングを受けるようになって、改めてそんな自分の子供時代の写真を見たAさんは、
「子供の私は、こんなに疲れて不満が溜まっていたのか」
と驚いたとのです。

子供の心が残った状態で子育てをしていた

Aさんは、「もっと我儘を言いたい。甘えたい」という想いを押し殺して子供時代を過ごしました。
子育てというのは、とても大変な作業です。
大変な状況に直面して初めて、子供の頃の満たされない想い、我慢してきた感情があふれ出してきたのです。

こんなに大変なこと、イヤだ。やりたくない
何で自分ばっかり、こんなシンドイ想いをしなくてはいけないの
誰か助けて欲しい
でも、自分がやらなければならない
お母さん、辛そうな顔しないでよ、これ以上、手伝いえないよ、無理だよ
弟は楽していてズルい
お母さんは弟ばかり可愛がっている etc

体は大人でも、心の中には子供の頃の感情が残ったままなのです。
そんな子供の心が残った状態で子育てをするのですから、大変なのは当たり前。
疲れて疲れて、周囲の環境に不満ばかり抱いてしまうのです。

子供時代の心を思い出したAさんは今、その頃の心を受け止め、労わる作業に取り組んでいます。

まとめ

子供の頃に感情を押し殺すと、大人になって感情が溢れ出ることがあります。
皆さん、どんな子供時代を過ごしましたか?
子供らしく過ごせたでしょうか。
無理に頑張ったり、我慢したり、しませんでしたか?
一度、振り返ってみて下さいね。

 

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