生きづらい!「自分を犠牲にして、相手を優先してしまう」

 

あなたは、こんな傾向、ありませんか?

  • あまり嬉しくないけれど、人から「優しい、良い人」と言われる
  • 自分のことは後回しで、人のことを気遣う
  • 人の顔色や気持ちが、いつも気になってしまう
  • 人の問題を、自分ごとのように感じて、苦しくなる
  • 自分の気持ちを通そうとすると、「思いやりが無い」と自分を責めてしまう
  • 人と意見が違うと、「まあ、良いや」と自分の意見はすぐに引っ込める
  • 「苦しんでいないかな、嫌な気持ちになっていないかな」
    と、いつも人のことを心配してしまう
  • 他の人が、会社で残業をしていたり、PTAの仕事をしていると、
    「自分はやっていなくて申し訳ない」と落ち着かない
  • 夫に家事や育児を助けて欲しくても、「夫も仕事で疲れているだろうから。。。」と夫を気遣って、頼めない
  • 自分が疲れていたり、余裕が無くても、相手のことを優先してしまう

 

キーボードで上記の文章を打っていて、何だか気持ちが疲れてしまいました・苦笑

 

こういった、自分を犠牲にしてまで、相手に気を遣う方、
カウンセリングでは非常に多いです。

 

私自身は、全く逆の性格で、自分の意見を言わずにはいられないタイプなので、

「なんて優しくて、思いやりがある方なんだろう!」

と思う反面、

 

「そこまで自分を後回しにしては、毎日が疲れて、シンドイだろうなあ」

と思います。

 

実際、こういったタイプのクライアントさんは、

「良い人」と言われたくない
「良い人」をやめたい
もう疲れた。。。

といったことを、おっしゃいます。

 

今回は、こんな、

自分を犠牲にしてまで、相手を優先する人

の対処方法を、ご紹介します。

 

 

相手ではなく、「自分の気持ち」に目を向ける

このタイプの方は、自分の気持ちを無視する傾向が、非常に強いです。

まずは、「自分の気持ち・想い」に、しっかり向き合いましょう。

 

  • 自分の気持ちは、今どうなっているか
  • どんなことを感じているか
  • 自分は傷ついていないか
  • 自分は今、余裕があるか
  • 相手に、何を言いたいか

こんなことに、着目して下さい。

 

この段階では、相手のことは、脇に置きましょう

 

「あの人、どう思うかな」

ではなく、

「私は今、どう感じているかな」

です。

 

主語を、「人」にするのではなく、「自分」にします。

このようにして、自分の気持ち・想いに、しっかりと気づいて下さい。

 

 

「自分」も「相手」も大切に

自分の気持ちや想いに目を向けたら、
その気持ちや想いを、大切に受け止めます

 

もし、余裕がなかったら、

「余裕が無いんだね、疲れているんだね。無理しなくて良いんだよ」

と、自分に「慈しみの心」を向けてましょう。

 

この時に、

「でも、相手だって大変だから、自分ばっかり楽したらダメだ」

と、相手のことを考えてしまう人も、多いです。

 

そんな時は、

「自分も相手も、大切にしよう」

という意識を持ってください。

 

今まで、あなたは、

「人のことを、大切にしたい」

と思っていたかもしれません。

 

でも、その「人」の中に、

あなただけは、入っていなかったはずです。

 

「人を大切にしよう」と思ったら、

その「人」の中に、

「自分」も入れて下さい。

 

「自分も他の人も、みんなを大切にする」

これだったら、自分に慈しみの心を向けやすいのでは、無いでしょうか?

 

 

「自分」を大切にすると、「人」も大切にできる

大切にしたり、慈しみを向ける順番は、人よりも、自分を優先して下さい。

まず、自分のことを大切にする必要があるのです。

 

自分に慈しみを向けると、心が落ち着き、余裕ができます。
心が大きくなります。

そうなると、自然と、相手を大切にできるようになります。

 

「人を大切にしないと!」

なんて無理に考えなくても、
自分に余裕があれば、自然と人を慈しめるのです。

 

逆に、無理に、「思いやりを持たないと」なんて考えている時は、

自分に余裕が無かったり、ストレスを感じている時です。

そんな時は、まず、自分の気持ちに戻りましょう。

 

自分を犠牲にしてまで、相手を優先してしまう方、

自分も相手も大切にできるよう、自分の気持ちに目を向けてくださいね。