お悩み例③ 子供が不登校になった

クライアントさんのお悩み例、第三弾です。
不登校など、お子さんの問題で悩まれる親御さんは非常に多いので、ご紹介したいと思います。

中学生になって、子供が学校を休むようになった

Bさん(男性)の息子は、中学生になって、体調不調でたびたび学校を休むようになりました。
真っ青な顔をしていることもあるので、とても仮病とは思えないのですが、色々な検査をしても原因は不明。
病院の先生からは、精神的なストレスが原因ではないかと言われています。

息子は、小さい頃から1人で黙々と遊ぶのが好きで、あまり友達付き合いが好きではないタイプ。
Bさんは、友達関係が原因で学校になじめていないのではないかと、考えていました。
でも、本人や担任の先生に聞いても、友達関係を含めて、学校で特に問題は起きていない様子。
原因もわからず、Bさんは困っています。

Bさんの気持ち

息子の体調不良が始まった頃は、身体のことをとても心配していた。
でも、息子は学校を休めると、むしろ体調不良を喜んでいる様子。
そんなノンキな息子が情けなく、腹立たしく感じる。
男なら、もっとしっかりして欲しい。

それに、勉強についていけなくなったらどうなるんだ。
とにかく学校に行けるようになってほしい。
妻は、「無理に学校に行かせるのは良くないよ。そのうち行けるようになるでしょ」と楽観的。
妻がそんな適当だから息子が学校に行かないのでは、と妻にも不満。

息子への接し方

Bさんは、
・授業についていけなくなるのは困る。
・早く学校に行けるようになって欲しい。
・もっとしっかりした男になって欲しい
という想いが全面に出ていました。

「無理に学校に行かせようとすれば、心に傷を残しかねませんよ。
親がゆったりと構えていると、子供の心も緩んできますよ」
と伝えても、納得できない様子。
カウンセリングを続けるうちに、Bさんの息子への接し方が分かってきました。

Bさんは、「しっかりした人間になってもらいたい」と考え、息子が小学生の時から、特に勉強に対して厳しい対応をしていたそうです。
テストが返ってくると、
「こんな点数ではダメだ」
と怒り、次のテストで良い点を取れるように、毎日の勉強スケュールを立てさせます。
スケジュール通りに勉強が進まない日は、夕飯抜きの罰もあったそうです。
カウンセリングを始めた頃は、

厳しいのは息子の為を思ってのこと。
勉強をやらせるのは親の役目です。
私は悪くありません。

と言っていました。

Bさんの子供時代

では、Bさんの子供時代はどんなだったのでしょうか。
Bさんの父親は教師で、とても厳格な人だったそうです。
勉強にも厳しく、テストの点が悪かったり、宿題を忘れたりすると、竹刀でたたかれたり、家の柱に縛られたりと、体罰もあったそうです。
当初Bさんは、

今は、体罰はダメだという風潮ですが、当時はそんな体罰、どこの家でも当たり前でしたよ。
厳しく育ててもらえたから、自分は立派に成長できたのです。

と言っていました。
でも、カウンセリングの回数を続けるうちに、Bさんは子供の頃の気持ちを思い出していきます。

Bさんの父親は、子供全員に対して厳しい訳ではなく、息子であるBさんにだけ厳しかったのです。
Bさんには姉妹がいるのですが、父親は娘には甘かったそうです。
Bさんは、自分だけが厳しくされることが嫌で悲しい気持ちを抱いていました。
何度も押し入れに隠れて泣いたそうで、その頃の感情がよみがえって、話しながら涙ぐまれていました。
そして子供の頃のBさんは、

自分は男だから仕方がないんだ。
男はしっかりしないといけないんだ。
男は一生懸命勉強しないといけないんだ。

と強く思いこむようにもなります。
男は厳しく育てなければならない。
男は勉強を頑張らなければいけない

そんな想いでBさんは息子に厳しく接してきたのです。
子供の頃の、悲しさや悔しさを思い出したBさん。
息子も、こんな嫌な気持ちを抱いていたのかな」と、息子を気遣えるようになってきました。

Bさんが変わることで、家族が変わった

今まで、奥さんの話に耳を傾けなかったBさんですが、だんだんと奥さんの話も素直に聞くことができるようになりました。
奥さんによると、息子は小学生の頃から、テストが返ってくる頃になると決まって具合が悪くって、当時の担任の先生も気にされていたとのこと。
自分の言動が、息子を追いつめていたことを、改めて知りました。

息子とゆっくり話すようになり、気持ちを聞いてみると、

勉強を強制されることで、すっかり勉強に嫌気がさした。
そのうち、勉強以外のことにもやる気が失せて、毎日がしんどく、何の為に生きているのかわからなくなった。

と言っていたそうです。
その後、Bさんは息子に優しくなり、干渉しなくなります。
息子はだんだんと体調が安定し、学校に行けるようになりました。
奥さんとのコミュニケーションが増え、家族の仲が良くなっていったのです。

まとめ

不登校など子供の問題は、親に原因があること場合がとても多いです。
今回の例では、子供の為と思ってした対応が、かえって子供を追いつめていたのです。
子供に問題が起きたら、自分達に問題がないか、まずは考えてみて下さいね。

 

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