自分は毒親?「子供にあたってしまう」

こんなお悩み、ありませんか?

  • つい、子供にあたってしまう
  • これって、もしかしたら虐待?
  • 子供に興味、関心が持てない
  • 子供を可愛く思えない時がある
  • 不登校など、子供に問題が起きている
  • 子供のことが心配で、過保護・過干渉になっているかも
  • 「絶対に、親のようにはなりたくない!」
    と思っていたのに、気がついたら、親そっくりの言動を子供にしている
  • 私は子育てに失敗したのかな?
  • 成人した子供が、引きこもりなど問題を抱えているが、自分の子育てが悪かったのだろうか?
  • 成人した子供との関係が悪いのは、自分のせい?
  • 成人した子供から、
    「自分がこんなになったのは、お前のせいだ」
    などと責められている

 

私のところには、

アダルトチルドレン(ac)
毒親育ち

で、生きづらさを抱えている人が、たくさん、いらっしゃいます。

 

でも、逆に、

  • 自分が毒親なのではないか?
  • 子供を苦しめているのではないか?
  • 成人した子供に問題が起きているのは、
    自分が悪いのではないか?

 

など、

加害者側として悩んでる人も、多くカウンセリングにいらっしゃいます。

 

自分は加害者かもしれない

と認めるのは、とても辛いものです。

 

皆さん

  • 後悔
  • 子供への申し訳なさ
  • 罪悪感
  • 自責の念

で苦しんでいます。

 

では、実際に自分が毒親だったら、どうすれば良いのでしょうか?

 

 

① 毒親も被害者であることを自覚する

毒親は、自然発生しません。

 

ご自身も、親から不適切な対応を受けて苦しんできた

被害者
アダルトチルドレン

なのです。

 

  • あなたは、子供の頃から、辛い想いをして、傷ついて、生きてきたのではないですか?
  • 親から、満足に愛されなかったのではないですか?
  • 自分が経験していないから、子供に対する適切な接し方を、知らなかったのではないですか?

 

まず、自分自身も被害者であることを自覚して下さい。

 

あなたは、心に傷を抱えて、それでも一生懸命生きてきたはずです。

自分なりに、一生懸命、子育てをしているはずです、
してきたはずです。

 

  • 苦しみながらも、一生懸命生きている自分
  • 今まで、精一杯、頑張った自分

 

を、十分にいたわってくださいね。

 

 

② 自分を責めない

「子供に不適切な対応を取った」

 

これは事実です。

ですから、その事実に対しては、十分に反省する必要はあります。

 

でも、

「反省」

「後悔・自責・罪悪感」

違います

 

「反省」は、次により良い行動を取るための、前向きな検討です。

 

イライラして、子供を怒鳴ってしまったなあ。
なんでイライラしたんだろう?

そっか、仕事が忙しくて疲れていたんだ。
だから、子供がすぐに歯を磨かないのを、待つ余裕が無かったんだ。

心に余裕を持つためにも、少し身体を休める必要があるな。
有給休暇を取って、自分の時間を持とう!

 

これが反省です。

 

一方で、

「自責・後悔・罪悪感」は、

単に自分を苦しめるだけの、不要なものです。

 

  • またイライラして子供に当たってしまった
  • 自分ってなんてダメな親だろう
  • イライラも抑えられないなんて、情けないな
  • 子供が傷ついた顔をしている。
    子供にあんな顔させるなんて、酷い親だな

 

こういった、「後悔、自責、罪悪感」は、誰の得にもなりません。

 

自分を責めるのではなく、

前向きに、適切な対応を考えることが重要です。

 

 

③ 自分のことを大切にする

子育てに問題が起きたら、

  • 自分を大切にしていますか?
  • お子さんのことは一旦、脇に置いて、
    自分のことを、ちゃんと考えてくださいね

とお伝えしています

 

自分を大切にできない人は、
子供を含めて、他の人を大切にすることはできません

 

毒親になってしまう人、
子供に辛く当たってしまう人は、

  • 自分の気持ちや欲求を無視して我慢したり
  • 嫌々ながら責任を果たしたり

 

と、

無理をしている人

です。

 

例えば、

  • 仕事、家事、育児で身体が疲れているのに、休まず頑張る
  • 自分に「完璧な育児」を課して無理している
  • 誰にも助けを求められず、悩みを溜め込んでいる

 

こんな風に、自分の気持ちを、尊重していないんです。

 

我慢に我慢を重ね、でも我慢ができなくなって、子供に当たってしまうんです

 

まず最初にすることは、自分のケアです。

 

  • 子供に辛く当たってしまった
  • 理想的な親ではない
  • 自分の子育ては間違っていた

 

そんな風に自分を責めるよりも、

 

  • 自分を十分に、いたわっているかな
  • 自分の気持ちを、十分に尊重しているかな
  • 自分のことを大切にしているかな

 

そんなことを考えてください。

 

自分のケアができれば、自然と、
子どもや他の人に対して、優しい態度で接することが、できるようになります

 

毒親から脱却できるんです。

子供と良い関係が築けるのです。

 

毒親かも?

とお悩みの方、これ以上、苦しまないで下さいね。