マインドフルネス(瞑想)のご紹介①
今回は、心を軽くし、悩みを解消する方法として、「マインドフルネス」をご紹介します。
今やすっかりブームになっていますので、聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
マインドフルネスとは?
マインドフルネスは、仏教用語であるパーリ語の「サティ」の英訳で、日本語では、念や気づきなどと訳されています。
元々、仏教における瞑想の技法のようなものですが、現在では、健康管理や医療・心理療法の技法としても活用されています。
マインドフルネスの定義を私流に書くと、こんな感じです。
今、この瞬間に、思考していることや五感で感じていることを観察して気づき、解釈もコントロールもせずにそのまま受け止め、手放すこと
マインドフルネスの例
簡単なマインドフルネスの例をご紹介します。
- 聞こえてくる音に気づく。
- 体に触れている洋服の感触に気づく。
- 香りに気づく。
- 呼吸を感じる。
- 「明日、仕事に行くの嫌だなあ」という思いが生じても、それ以上思考を発展させないで、そのように考えていることに気づく。
思考していることに気づくと、思考は消えます(手放せます)。 etc
このように、思考に巻き込まれず、五感を通して自分や周囲の環境を観察するのです。
マインドフルネスで悩みが解消する
マインドフルネスな状態になるには、客観的に自分を観察する必要があります。
思考に巻き込まれていると、客観的にはなれません。
ですので、客観的になって自分を観察している時点で、思考から一歩置いた状態になり、悩みから解放されるのです。
マインドフルネスは、いつでもどこでも実践できます。
- ご飯を食べる時に、箸を持つ手の感覚や、咀嚼している時の口の中の感覚、味の変化を観察する
- 歩いている時に、上げ下ろしする足の感覚、聞こえてくる音、身体に当たる風の感触、草木の香りを感じる。
- 電車で座れたら、お腹や胸の膨らみなど、呼吸を感じる。
ぜひ、日常の中に取り入れてみて下さい。
継続すればするほど、思考に惑わされなくなり、悩みがちな性格が変わっていきますよ。