不安の解消方法

先日、仕事上の課題を解決したくて、コンサルティングを受けてきました。
コンサルティングを受けるのは初めてだったのですが、数か月前にカウンセリングで言われたことと同じことを、指摘されてしまいました。

色々なことに手を出し過ぎ。
1人で全部はできませんよ。
何かを捨てなくては.

以前の記事に書きましたが、数か月前、私は自分の体調を無視して勉強のための講座を目いつばい受けようとして、ストレスを感じていました。
そんな時カウンセラーさんに 、

全てを得ることはできませんよ。
体調と自分の成長のどちらが大切なのですか?
何かは捨てなければならないです。

と、今回と同様のことを言われたのです。
指摘されたことで自分の許容範囲以上に講座を受けようとしていたことに気が付き、自分の体調に合わせて講座を受講することで、ストレスを軽減させました。

今回も同様で、仕事上で、「あれもこれも」と欲張って手を出し、余裕が無くてストレスになっていたのです。
何でもかんでも手を出そうとしてストレスを感じることは、私のよくあるパターンなのですが、その渦中に人ってしまうとなかなか自分でそのことに気が付かず、人に指摘されて我に返ることも多いです。

欲張る裏には不安がある

  • 暇な時間が嫌で休日も予定で一杯にしないと落ち着かない
  • 色々なことに興味があってすぐに手を出したくなる

思い当る方、いませんか?
単純に「色々なことを試してみたい!」と、ワクワクで前向きな気持ちの人もいるでしよう。
でも、このような状態になる裏には、何かしらの不安があることも多いのです。
不安から目を逸らそうと、焦ってしまうのですね。

私の場合も、「様々なことに手を出さないと仕事や生活がうまくいかなくなる」という不安があって、自分の許容範囲以上に手を広げてしまうことがパターン化しています。
私は気持ちが満たされていると、色々なことに目移りしないで1つのことに集中し、どっしりと構えていられるのです。
でも、移り気になっている時は、不安から目をそらすために、
「あれをやらないと、これもやらないと」
と活動過多になるのです。

ですので、カウンセリングなどで「必要以上に頑張りすぎていませんか?」と指摘して頂くことは、自分の状態を客観的に見つめるきっかけとなるので、とてもありがたく思います。

不安の解消方法

不安から目を逸らそうと、自分の許容範囲以上に手を出しても、結局は全て上手くいかず、余計焦りが募ってしまいます。
でも、不安に気づいて受けとめると、心は一気に落ち着き、不安が小さくなります。
不安が小さくなると、地に足がついた行動をとることができます。

私の場合、必要以上に焦っていることを指摘され、その裏に不安があることに気が付くと、

な~んだ、私は不安を感じていたんだ。
だからこんなに焦って色々なことに手を出そうとして、それがストレスになっていたんだ。

とホッとした気持ちになり、心が軽くなります。
そうすると、

仕事や生活を上手くこなすには、こんな風にがむしやらに動いては逆効果だな。
今できることを一つ一つ着実にこなしていくことが大切なんだ。

と地に足が付いた考えができるようになります。
不安に気づいて、不安を受け止めると、
「では不安を解消する為に何をしたら良いのか」
という建設的な思考が生まれるのですね。

カウンセリングで行うこと

まず、私のように不安に気が付かないでストレスをためてしまっている人は、カウンセラーとの対話によって自分の状態を客観的に把握できるようになります。

また、不安に気がついても、不安を受けとめるということがどんな感覚なのか、分からない人もいると思います。
この感覚も、カウンセリングを通して会得できるようになっていきます。
そして不安を受けとめたら、不安の原因と、それを解決するための建設的な考えを一緒に探っていきます。

慢性的に不安を感じやすい方、ぜひカウンセリングで不安を解消するテクニックを身につけて頂けたらと思います。