生きづらさ改善に必要なたった1つのこと
先日、初めてカウンセリングを受けられたクライアントさんから、嬉しい言葉を頂きました
今まで、自分ではどうすれば良いかわかりませんでしたが、
カウンセリングを受けてみて、「変わろう!」というようなワクワクした気持ちになっています。
クライアントさんの未来が明るくなったように感じて、私までワクワクしました。
変わろう・変わりたい!
そんな、ワクワクした前向きな気持ちになっている人は、必ず変わることができます。
実は、この「ワクワク」が、生きづらさを改善するには大切なんです。
悩みの根本は2つ
私のところに来るクライアントさんの悩みは、大きく分けて2つに集約されます。
1つ目は、「自分はダメな人間だ」という自己肯定感の低さ。
いつも自信がなくて、やりたいことができなかったり、人の目を気にしすぎて疲れ果てている人が、とても多いです。
2つ目は、「愛されたい!」と言う、心の叫びのような切実な願いです。
ほとんどの方が、愛に飢えています。
自覚していなくても、愛されたくて、愛が足りなくて寂しくてたまらない状態なんです。
- 夫婦関係が悪い
- 子育てがうまくいかない
- 職場でストレスをためている
- うつや、対人緊張・対人恐怖、不眠などの症状がある
色々なご相談をお受けしますが、突き詰めていくと、この2つの悩みに集約されていきます。
対応方法が間違っている
この2つの悩みに対して、多くの人は外部の環境に助けを求めます。
欠如している自信や愛を、外部の環境に満たしてもうらおうと考えるのです。
- 人に愛されたい
- 人から評価されたい
- 人に受け入れられたい
- 人に認めてもらいたい
- 自分が過ごしやすいよう、生きやすいような環境になって欲しい
でも、これでは根本解決にはなりません。
100%の自信や愛を与えてくれる人など存在しないし、
100%自分の思い通りになる環境など、ありえないからです。
必ず欲求不満になります。
そして、いつまでたっても満たされない想いを抱え、生きづらさが続くのです。
癒せるのは自分だけ
生きづらさを改善するには、自分で自分を癒すしか、方法はありません。
欠如しているものは、自分で補うしかないのです。
自己肯定感を高めて本当の自信をつけ、自分で自分を愛するしかないんです。
例えば、若い女性のクライアントさんは、「結婚」で寂しさを埋めようとします。
職場でストレスを抱えているクライアントさんは、資格を取って自信をつけようとしたり、
転職することで、自分を受け入れてくれる職場を見つけようとします。
でも、周囲に期待している時点では、生きづらさは改善することができません。
環境が変わっても、同じような悩みを繰り返すのです。
では、生きづらさを改善するために必要な、たった1つのこととは、なんでしょうか?
生きづらさ改善に必要な、たった1つのこと
それは、「決意」です。
生きづらさを改善するには、
人や周囲の環境に期待せず、自分を変えるぞ!
という強い気持ちが不可欠なのです。
この決意ができない人は、どんなにカウンセリングを受けても、本を読んでも、何をしても、変わることはできません。
頭では、「変わらなきゃいけないなー」と思いながらも、
周囲の環境に期待している時は、生きづらさが続きます。
生きづらさを改善するには、自分を変えるしかありません。
その決意をしっかりと持つことが、大切なのです。
そして、「周囲に期待するのではなく、自分が変わりたい!」と決意した瞬間に、人は変わっています。
決意できた瞬間に、生きづらさは軽減しているのです。
決意できると「ワクワク」する
「自分を変えよう」と決意できると、ワクワクとした、楽しい・明るい気持ちになります。
それは、周囲に期待する偽りの変化ではなく、本当の変化を感じ取ることができるからです。
本当の意味で、明るい未来が見えてくるからです。
周囲に期待している時は、この本当の変化を感じることができないんです。
だって、相手次第・環境次第で、どうなってしまうのか、わからないのですから。
ワクワクを感じることができた人は、必ず良い方向に向かっていきます。
心の成長のスピードは個人差がありますから、すぐにドンドン改善していく人、少し時間がかかる人と、多少の違いは出ます。
でも、必ずラクに生きられるようになります。
ぜひ、「自分を変える!」という決意を持って、ワクワクして下さいね。