「自分だけ」病から抜け出しましょう!

クライアントさんの中には、

こんなに悩んでいて苦しいのは、自分だけだ

と思いこんで、その孤独感でさらに自分を苦しめてしまう方がいます。

 

全く同じ体験をして、
完全に同じ悩みを抱き、
同じ痛みを抱えている人

は、存在しないでしょう。

ですが、皆さんある程度、似たような悩みを抱き、苦しんでいます。

 

自分だけが苦しい

この思いにとらわれてしまうと、
どんどんどんどん、
悪循環に入りこんで、苦しみは増してしまいます。

 

自分だけがダメ人間で、
他の人はみんな素晴らしい人間だ

自分だけが人に嫌われていて、
他の人はみんな好かれれている

自分だけがこんなにネガティブに悩んでいて、
他の人はみんな幸せで楽しそうにしている

 

こんな風に視野が狭くなってしまうと、

  • 孤独感
  • ねたみ
  • 嫉妬

こんな感情がプラスされて、ますます苦しみから抜け出せなくなってしまいます。

 

では、

このように視野が狭くなった時、
悪循環にハマってしまった時は、

どうしたら良いのでしょうか?

 

人の言葉をいったん受けとめてみる

このような、視野の狭い状態になった時は、
人の話を素直に聞くことができません。

 

あなただけが苦しいんじゃないんだよ

という言葉をかけられても、
素直に受けとめることが出来ないんですね。

 

みんな悩んでいるんだよ

と言われても、
どうにかして、人の良い面、幸せな面ばかりを見ようとして、

人のネガティブな一面は無視しようとするんです。

 

そして、

悩んでいるのは自分だけ

と勝手に結論づけてしまいます。

 

まずは、納得きなくても
人の言葉をいったん受けとめましょう。

違うと思うけれど、
でも、人がそう言っているんだから、
もしかしたら、何%かは事実かもしれない

そんな風に、少しづつでも、受けとめる努力をしましょう。

 

 

実際に確認してみる

私も悩みがありますよ

と言われても、

 

ただ慰めているだけで、実際は違うだろう

そう思い込む人もいます。

 

そういう人は、とにかく、

確認

してください。

 

私って人から嫌われてるように思うんだけど、
実際がどうなんだろう?

自分だけが悩んでいて、
他の人って悩みが無くて幸せそうに見えるんだけど、
どうかな?

 

そんな風に、いろんな人に、直接聞いてみてください。

もちろん、悩みのほとんどいない人も、中にはいます。

というか、

「悩んでいることに自分で気がついていないだけ」

というパターンも多いのですが。

ただ、大抵の人は、自分で悩んでいることを自覚しています。

 

想像だけで苦しんでいては、どんどん苦しみは大きくなります。

実際に確かめてみることです。

 

私のクライアントさんの中には、

周囲の人からあまり悩みがなさそう

と見られて、そこにジレンマを抱えている人もいます。

 

自分はこんなに苦しんでいるのに、人からは

楽天的で、悩みがなさそうで良いね

なんて言われる。

 

そういった、ちょっとモヤモヤを抱えている人もいるんです。

 

自分から見たら、人はみんな幸せそうだそう見えても
実は心の奥底で深く悩んでいる人もたくさんいます。

そういう悩んでいる人がいるからこそ、
私は今こうして、カウンセラーとして仕事ができているんです。

 

幸せな人ばかりだったら、
カウンセラー業は成り立ちません(笑)

 

幸せな人ばかりだったら、
本屋さんに、
悩み解決本は並びません。

 

幸せな人ばかりだったら、
テレビで、悩み解消番組は放送されません。

 

私は、毎日毎日、苦しんでる人の話を聞きます。

子供の頃の家庭環境が、劣悪だった方も多いです。

そんな環境で、よくぞ生き抜いてこれたな、
と思うことも、しょっちゅうです。

 

また、今現在、
ひどい状況、
過酷な環境に
置かれている人もたくさんいます。

 

あなただけが苦しいわけではないんです。

 

ぜひ

「自分だけ病」

から抜け出してください。

そこから抜け出さないと、
苦しみからは解放されません。

 

カウンセリングでは、そういった思い込みを解除するサポートをしています。

ご活用くださいね。