親の望む人生を生きる、アダルトチルドレン

 

 

あなたは、自分の人生を生きていますか?

アダルトチルドレン(ac、毒親育ち)に多いですが、

  • イキイキとした感覚がない方
  • 自分を見失っている方
  • 何のために生きているのか、よく分からなくなっている方

がいます。

楽しいのか、楽しくないのか、
幸せなのか、不幸せなのかもよくわからないけれど、
なんとなく現状に流されて生きてる、

そんな感じです。

 

そんな方は、

「親を喜ばせたいから、親を悲しましたくないから」

と、親が望む人生を選んでいるのです。

アダルトチルドレンが、陥りやすいパターンの1つです。

 

分かりやすいのは、パートナー選びや、職業選択に親の影響を受けるパターンです。

他に好きな人がいたけれど、親が反対したからその人と別れて、親が気に入った今のパートナーと結婚した。

 

そこまで明確でなくても、パートナー選びの時に、

「こんな人だと、親が喜ぶだろうな」

と無意識に考えてパートナーを選んでしまう。

例えば、教師と結婚して欲しいと親が望むと、パートナーを選ぶとき、教師が絶対条件になってしまったり。

 

仕事に関しても、

  • 親がこの仕事を望んでいたので、今の職についた
  • 今の会社が嫌いだけれど、この会社にいることを親が望むから辞められない

という人も多いですね。

 

実は私もこのパターンでした。

カウンセラーとして独立する前、私はサラリーマンをしていました。

その会社は、知名度もあって 給与面や福利厚生も良かったです。

その会社に入ったことを、親はとても喜んでいました。

いつも、「良い会社に入れて良かったね」と口癖のように私に言っていました。

 

ですので会社を辞めてカウンセラーとして独立する時は、すごく罪悪感を抱きました。

親を悲しませるのでは、と考えてなかなか言い出すことができませんでした。

実際に覚悟を決めて話した時、母親は何日か精神的に不安定になっていました。

そうなることは予想していましたが、それでも私は、

「たとえ親が悲しんでも、自分の人生を生きたい、自分の選択は自分で決める」

と決意して会社を辞めました。

 

でもカウンセリングに来る方は、そのような決意ができず、

「 親を喜ばせたいから、親を悲しましたくないから」

と、親の望む人生を生きている方が多いです。

 

 

こんな親の元で育つと、親の望みをを引きずってしまう

代表的なのは次の4つです。

 

①子供への期待が大きい親

子供に対して、「こうなって欲しい」という期待が大きいと、

子供は、「その期待に応えなければならない」と義務感を抱いてしまいます。

 

②不幸そうな親

親がいつも辛そうだったり、大変そうだと、子供は親がかわいそうに感じ、何とか親の助けになりたいと思います。

いわゆる良い子になります。

親に迷惑をかけず、心配をかけず、親が安心するように振る舞おうとします。

 

③愚痴を言う親

「毎日、こんなに大変だ」「お父さんは困ったもんだ」など、子供に愚痴を言う母親のもとで育つと、

②と同じく、「お母さんは大変だから何とかしてあげなければ」とという気持ちになります。

 

④心配性な親

すぐ不安になって、心配する親の元で育つと、子供は「不安にさせてはいけない心配させてはいけない」 と思って、親を心配するような欲求を押し殺すような生き方をします。

 

私の親は②と④でした。
いつも大変そうで、そして心配症だったので、とにかく

「心配をかけてはいけない。そして親を助けなければいけない」

と思っていました。

ですので、自分がやりたいことがあっても、親を不安にさせてしまうことは、なかなかできなかったんです。

 

 

親の望み通り、生きてしまう人の特徴

「親のために生きなければ」と思い込んだ子供は、自分の欲求を押し殺します。

やりたいことがあっても、それが親の望みと異なれば、心の奥底に抑え込んでしまうのです。

 

人によっては、 親と違う欲求を抱くことに、罪悪感を持つ人さえいます。

「親を悲しませてしまう自分はダメな人間だ、申し訳ない」

といった想いを抱いたりします。

 

さらに、欲求を押さえ込むうちに、自分の本当の欲求がわからなくなります。

  • 自分が本当にしたいことは何なのか
  • 自分が本当に生きたい人生って何なのか、

分からなくなってしまうのです。

 

表面上は、あまり問題が起きてないこともあります。
でも、

  • ひどく苦しい訳ではないけど、楽しくもない
  • 生き生きとした感じがしない
  • 何のために生きてるかわからない

という、心細さや、虚しさを感じている人が多いです

 

 

自分の人生を生きていますか?

あなたはいかがでしょうか?

  • 自分の人生を生きていますか?
  • あなたの夢は何ですか?
  • 自分が本当にやりたいこと、望みをわかっていますか?
  • どんな人生だと、あなたは幸せですか?

 

もし、これらの問いに答えられなければ、あなたは自分の人生を生きていません。

カウンセリングでは、自分の人生を取り戻すサポートしています

ぜひ、ご相談くださいね。