生きづらさ改善のためには、「●●」と友達になる
あなたには、信頼できる家族や友人はいますか?
答えは恐らく、
- 「NO」とか
- 「いると言えばいる、いない言えばいないかな」といったアヤフヤなものだったり
- いても1人くらい
といったものでは、ないでしょうか。
信頼できる人、心許せる人が周囲に多いと、あまり、このようなブログは読まないかもしれません。
カウンセリングをしていても、
- 心許せる友人はいない
- 自分の内面を話すことができない
- 表面的な付き合いの知人しかいない
- 夫と、分かり合えていない気がする
- 生まれ育った家族とは、疎遠になっている
または、近づきたくない
とおっしゃる方が、大半です。
クライアントさんの多くが、心の奥底に、
寂しさ・哀しさ・孤独感・空虚感
を抱えています。
このコラムを読んでいるあなたも、
満たされない想いで、傷ついているのでは、ないでしょうか。
自分の心と、友達になる
心許せる人がいない、あなた。
でも、外の世界に、救いを求めなくても、心は安らぐのです。
あなた自身の心と、友達になる
こうすれば、周囲に心許せる人が、なかなかできなくても、心は満たされていきます。
「自分自身の心と、友達になる」
とは、どういうことでしょうか?
それは、
自分の気持ち・想いに寄り添う
ということです。
あなたは今、どんな言葉をかけてもらったら、嬉しいですか?
- そっか、辛い気持ちなんだね。
- 落ち込んでいるんだね
- 悲しいよね、寂しいよね
- 自分のこと、責めちゃうんだね
- 苦しみを、一緒に分かち合いたいな
- 毎日、よくやっているね
- とっても頑張っているね
- 無理に変わらなくても、今のあなたのままで、十分だよ
- 人がどう言おうと、あなたのことが、大好きだよ
今、自分が人から言われたい言葉を、ぜひ、自分自身に語り掛けて下さい。
「また、ネガティブになって!」
「なんで、こんなこともできないの!!」
と、自分を責めるのではなく、自分を追い詰めるのではなく。
子供やパートナー、親友など、好きな人に寄り添うように、
自分の気持ち・想いに寄り添ってください。
「気持ち・想い」と共にいる
- 自分を責めたり
- 過去を後悔したり
- これからのことが不安になったり
- イライラしたり
- 混乱したり
- 「もう、考えたくない!」と思っても、ネガティブな考えをコントロールできなかったり
そんな時も、ただ、自分の気持ち・想いを受け止め、この状態と、
共にいる
ことが、大切になっていきます。
否定するのはなく、責めるのではなく、積極的に励まそうとするのではなく、
ただ、そっと寄り添う
- そっか、自分のこと、責めちゃんだね
- 後悔しているんだね
- 不安も出てくるよね
- 思考が止められないんだね
私たちは、自分の気持ちや想いを、つい、
コントロールしようとしてしまいます。
でも、人から、こんな言動をされたら、あなたは、どう感じますか?
- ネガティブになんて、なっちゃダメ!
- なんでいつも、暗い気持ちでいるの
- 自分を責めたって、全然、得にならないよ
- いい加減、後悔するのはやめて!
- その止まらないグルグル思考、うんざりだよ!
このように言われて
「はい、そうでね」
とは、ならないですよね?
嫌な気持ちになりますよね。
でも、私たちは、この、
「言われても、どうしようもできない言葉」
「言われたら、嫌な気持ちになる言葉」
を、いつも自分に投げかけ、自分で自分を傷つけているのです。
そうやって、自分を追い詰めるのではなく、
ただ、気持ちと共にあるのです。
そっと、寄り添うのです。
そうすれば、心は穏やかに、満たされていきます。
ぜひ、自分自身の心と、友達になってくださいね。