宇野昌磨選手の父に学ぶ「考え方のクセ」の影響力

 

現在、フィギュアスケートの世界選手権が、開催されています。

フィギュアファン、羽生結弦ファンの私には、とても楽しみな期間です☆彡

 

羽生選手とともに、宇野昌磨選手が世界選手権に出場中ですが、

以前、宇野選手のお父さんのお話を、読んだことがあります。

その話を読んだ時、

 

「考え方のクセ」って人生に強く影響するなあ

と、改めて思ったのですね。

 

「考え方のクセ」がどのように人生に影響を及ぼすか。

宇野選手のお父さんのお話を元に、ご紹介したいと思います。

 

 

うちの子、才能ある?才能ない?

宇野選手が全国的に脚光を浴びたのは、
10歳の時に出場した、全日本ジュニア選手権で3位になった時。

フィギアスケートのジュニア選手権は、18歳まで出場可能。

大きな高校生達と競って、10歳のチビッ子が銅メダルを獲得したので、話題になったのですね。

 

この時、宇野選手のお父さんは、

高校生に交じって3位になれたということは、
この子はスケートの才能がありそうだ。

スケートで身を立てられそうだから、その才能を伸ばしてあげないと

 

と、思ったそうです。

 

そのことを、友人達に相談したお父さん。

友人達の意見は、真っ二つに分かれたそうです。

 

お父さんは会社を経営しているそうですが、経営者のお仲間は、

きっと才能があるよ!
将来が楽しみだね。

と、賛同して喜んでくれたとのこと。

 

一方、サラリーマンの友人達は、

そんな上手く、いくわけないじゃないか。

と否定的。

 

私は、10数年サラリーマンをした後、
カウンセラーとして起業して現在は起業家でもあるので、
両者の気持ちがよくわかります。

 

会社に雇われていると、保守的になり、チャレンジ精神は錆びついていきます。

「これやりたい!」という気持ちが浮かんでも、

「こういうリスクがある」
「できっこない」

マイナス面ばかり考えて、消極的になるのです。

 

一方、起業してからは、そんな消極的な発想では、仕事になりません。
マインドは大きく変わって、

「自分はできるはずだ」
「(困難があっても)これはチャンスだ」

などと、積極的な考え方を身に着けるようになりました。

 

サラリーマンの友人達は、

「できっこない」
「そんな上手い話しは無い」

などと、ネガティブな「考え方のクセ」が染みついていたのですね。

 

もし、宇野選手のお父さんがサラリーマンだったら、

オリンピック銀メダリストは生まれず、

宇野選手は、スケートがちょっと得意な会社員、になっていたかもしれません。

 

私も、サラリーマン時代から、

「カウンセラーやってみたいなあ」と漠然と考え、

カウンセラーになるための勉強はしていました。

 

でも、

「実際にカウンセラーになれる。起業できる」

とは、とても思えませんでした。

 

「まあ、無理に決まっているでしょ」
と、何もしようとせず、何の根拠もなく、ただ諦めていました。

 

それが、体調不良で会社勤めが出来なくなって、実質、会社をクビになり、

とにかく食べる為に、起業する他なくなり、

一念発起して、カウンセラーとして起業することになったのです。

 

起業して初めて、

「自分ができるはずがない」

と、考え方のクセに強く縛られ、
根拠なく自分の可能性をつぶしていた

ということに、気が付いたのでした。

 

「考え方のクセ」が、人生に大きな影響力を及ぼしてしま

ことを、強く実感したのです。

 

 

「考え方のクセ」が当たり前になっている怖さ

考え方のクセ(価値観)は、誰にでもあります。

でも、怖いのは、

それが「クセ」であり、
思い込みであり、
自分独自の価値観に過ぎない

ということに、気づいていない点です。

 

そして、「考え方のクセ」

あたかも真実

に思えてしまい、それに縛られ、

 

人生を踊らされてしまう

 

ことです。

 

自分では、
意思を持って考え、選択しているつもりでも、

実際には、気がつかないうちに、

「考え方のクセ」に人生を支配

 

されているのです。

 

でも、

「その思考は、単なる考え方のクセ」

だと自覚できれば、踊らされることなく、

人生の主導権を、自分の手に取り戻すことができます。

 

どころが、考え方のクセというのは、自分の一部のように、

骨の髄まで染みついているのですね・苦笑

 

残念ながら、自分では、
「考え方のクセ」と気づくことは非常に困難で、

「当たり前のこと。正しいこと」

と思い込んでしまうのです。

 

だからこそ、カウンセリングでは、徹底して、

「それは、真実ではなく、単なる考え方のクセですよー」

ということに、気づいて頂きます。

 

カウンセリングでも、初めの頃は、それを受け入れられない人がいらっしゃいますが、段々と、

「単なる、自分の思考のクセだったんだ」

ということが、理解できるようになるのですね。

 

そうすると、生きづらさが改善し、人生も大きく変わることができるのです。

 

いつも人生が上手くいかないと、思っている方

自分がどんな考え方のクセで、生きづらさ生み出しているのか知りたい方

一度、カウンセリング試してみて下さいね。