自己肯定感が高い人は、こんな人
カウンセリングをしていると、皆さん
自己肯定感が低くて生きづらいです。
自己肯定感を高めたいです!
とおっしゃいます。
私自身、
自己肯定感を高めると、
悩みの8~9割は無くなりますよ
なんてお伝えしています。
でも、皆さん、自己肯定感を高めたいとおっしゃりつつも、
自己肯定感が高いとは、どんな状態なのか
ということを、あまりご理解していないご様子です。
皆さん、
私のカウンセリングをお受けになる前に、
ご自身で本やネットで情報を集めたり、
あるいは、他のカウンセリングをお受けになるなど、
ご自身なりに、自己肯定感を高める取り組みを行った方が、ほとんどです。
でも、
残念ながら、自己肯定感は低いまま💦
これは、自己肯定感がどんなものか、分かっていないからなのですね。
つまり、方向性が間違った取り組みをしても、効果は出ないということです。
そこで、今回は、
自己肯定感が高い人とは、どんな人か
という視点で、ご紹介したいと思います。
こんな人は、自己肯定感が低い
カウンセリングにいらっしゃる多くの方は、
次のような人を、「自己肯定感が高い」と勘違いしています。
- 自信たっぷりな人
- 高圧的な人
- やたら気合が入っている人
- やたら、テンションが高く、前向きな人
- やたら、ポジティブな発言ばかりする人
- 常に目標を追い求めていないと、気が済まない人
- 人のネガティブ発言を受け入れない人
- 人のグチを聴くと、ポジティブ発言で返してくる人
- 自分の弱みを見せず、隠そうとする人
(ただし、本人は、隠そうとする意識無し)
まとめますと、
- 力んでいて、少々、無理をしている人
- ネガティブを受け入れることができない人
- ポジティブに価値を置き、ネガティブを否定する人
- 周囲の人に、圧迫感を与える人
このような人は、自己肯定感は、低いです。
では、本当に自己肯定感が高い状態とは、どんなものでしょうか❓
自己肯定感が高い人は、こんな人
自己肯定感が高い人は、
自然体な人
です。
努めて、
明るくしようとか、
笑顔でいようとか
ポジティブでいようとか
そういう無理なところが無く、
何が起ころうが、自然体で、動じない強さを持っている人です。
また、ネガティブなものを、受け入れる度量があります。
例えば、不安や怒りが生じたら、
それを、そのまま認められる、
あるがまま受け入れられる。
つまり、
自分自身や、自分に起こる「全て」のことを
肯定する(受け入れる)ことができる人
こんな人が、自己肯定感が高い人なのです。
自信があれば、それを受け入れ、
自信が無くても、それを受け入れ、
ポジティブな気分に浮かれず、
ネガティブな気分も、否定せず、あるがまま味わう。
あらゆることに一喜一憂せず、
ただ、あるがまま受け入れられる。
このような、本当に自己肯定感が高い人は、
ただただ、自然体なのです。
このように自己肯定感が高まると、
何でも受け入れることが、できるようになるので、
悩みが無くなる
のですね。
安心感があり、常に穏やかでいられます。
また、自然体で無理をしていないので、
他の人を圧迫することもありません。
例えば、やたら気合が入っている人が、周囲にいると、
こちらも、少し疲れたりしませんか?
いくら自信たっぷりに見えても、
ポジティブなことを言っていても、
その人の近くにいると疲れる
ようなら、その人は、自己肯定感は低いでしょう。
なぜなら、無理をしているから、
自分も、周囲の人も、疲れさせてしまうのです。
私のカウンセリングでは、自己肯定感を高めることを中心にサポートしていますが、
- 自信満々になりたいです!
- いつも前向きになりたいです!
- 毎日を楽しく過ごしたいです!
- ネガティブが嫌だから、ポジティブになりたいんです!
こんな想いでがんじがらめな方は、
残念ながら、カウンセリングはお断りする場合があります。
もちろん、多少はこのような想いを持って頂いても構いませんが、
あまりに強く固執すると、
生きづらさを改善するどころか、ドンドン悩みは強くなっていきます。
あなたは、いかがですか?
自己肯定感を高めようとして、
かえって逆効果になっていないか、
振り返ってみて下さいね。