「失敗」を活かすと、生きづらさは改善する!
カウンセリングをしていると、多くの人が、
ミスや失敗、理想通りに上手くいかなかったことを、毛嫌いしているなあ、
と感じます。
特に、過去にこだわる傾向が強いですね。
- 学生時代、上手く人と付き合えなかった、いじめられた
- アダルトチルドレンで、親に適切な対応を受けられなかった
- 受験で失敗して、望み通りの学歴を手に入れられなかった
- せっかくチャンスをもらったのに、仕事で失敗してしまった
- 人間関係が上手くいかなかったり、頑張りがきかずに、転職を繰り返してしまう
一例ですが、
このように、過去、上手くいかなかった出来事を、
いつまでも覚えていて、ひきづってしまうのですね。
過去のことなのに、
「どうにかして、挽回できないか」
「あの時、違う方法を取っていれば、失敗を回避できたかもしれないのに」
なんて、後悔が続いたりします。
また、過去の嫌な出来事を何度も想い出すので、
「また、過去の失敗を繰り返したらどうしよう。。。」
と、今度は、将来のことが不安になっていきます。
こうして、ミスや失敗、思い通りにならないことを、
どんどん嫌がってストレスになる、
悪循環が生まれます。
今回は、この悪循環を変えるヒントをお伝えします。
成功者ほど、失敗している
ここで、発明王、エジソンの言葉を借りましょう。
人生に失敗した人の多くは、諦めたときに自分がどれほど成功に近づいていたか気づかなかった人たちだ。
失敗したわけではない。
それを誤りだと言ってはいけない。
勉強したのだと言いたまえ。
私は失敗したことがない。
ただ、1万通りの、うまく行かない方法を見つけただけだ。
成功できる人っていうのは、「思い通りに行かない事が起きるのはあたりまえ」という前提を持って挑戦している。
私たちの最大の弱点は諦めることにある。
成功するのに最も確実な方法は、常にもう一回だけ試してみることだ。
もちろん、生まれつきの能力の問題もまったく無視はできない。
それでもやはり、これはおまけみたいなものだ。
絶え間なく、粘り強く努力する。
これこそ何よりも重要な資質であり、成功の要といえる。
わたしは、決して失望などしない。
どんな失敗も、新たな一歩となるからだ。
それは失敗じゃなくて、その方法ではうまくいかないことがわかったんだから成功なんだよ。
不屈の精神力を感じますね。
カウンセリングをしていると、多くの人は、
「自分だけが上手くいかない。
幸せそうな人は、物事、上手くいっている」
と思っているように感じます。
でも、実際は、幸せそうな人は、
失敗するのは
物事が上手くいかないのは
当たり前
それを、どう活かすかが大切
ということを、わかっている人なのですね。
だから、失敗を恐れません。
過去、上手くいかなかったことも、マイナスにならないのです。
「あの時上手くいかなかったおかげで、自分は勉強できた。成長できた」
このように考えるのですね。
失敗は、人生をより良いものに変えられる
ミスや失敗、物事が思い通りにいかないことは、一生続きます。
どんなに、
「失敗せずに、すべて上手くいって欲しい!」
と切望しても、それは無理なのです。
ですから、そのような現実離れした願望は、手ばなしましょう!
そして、ミスや失敗を恐れるのではなく、
「失敗はチャンスなんだ」と捉えてみましょう。
すぐにはピンとこなくても、口先だけでいいから、
失敗は、良い人生にするためのチャンスだ
と声に出して、言ってみてください。
何度も何度も言っていれば、それが脳に染みついて、自分のものになります。
自然と、失敗を恐れないようになります。
ぜひ、試してみてくださいね。