カウンセリングは、なぜ役立つの? ~車の運転と似ている心の扱い方~
最近、知人から
「カウンセリングを受けると、何が良いの?
ただ、話をするだけではないの?」
と、質問を受けました。
この方は、特に大きなお悩みのある方ではないので、
本当に不思議そうに、聞いてきました。
毎日カウンセリングをさせて頂く身としては、
カウンセリングには、非常に大きなメリットがあり、
人生を大きく変えるキッカケになるものだと、
当たり前のように捉えていますが、
カウンセリングに縁遠い方にとっては、
何をするのか、何が良いのか
わからないものなのだと、改めて実感しました。
一方で、最近、私は25年のペーパードライバー歴に終止符を打ち、
40代後半になって、車の運転を始めることになりました。
この経験と、カウンセリングの必要性がリンクしたので、
今回の私の経験をご紹介しながら、
カウンセリングとは何をするのか
なぜ良いのか
といったことを、ご紹介したいと思います。
正しい知識と技術
さて、25年間、車とは全く縁のなかった私。
「いざ、運転しよう」
としても、何をどうすれば良いのか、全く分かりません。
エンジンのかけ方も、サイドブレーキを外すことも、
何もかもわからない!
それなのに、家族は、
「こんなのは慣れだから。感覚で車を動かして。」
と滅茶苦茶なアドバイス。
真に受けてしばらく運転しましたが、
これはダメだと家族に頼るのを止めて、
教習所のペーパードライバー講習を受けました。
これが、凄く良かったのです!
理論立てて、車の扱い方や運転技術を教えて下さり、
何をポイントに、何を注意しながら運連すれば良いのか、
非常によく分かりました。
その教官の先生に言われた言葉が、非常に印象的でした。
ペーパードライバー講習を受けようと思うこと自体、
安全意識が高いです。
「なんとかなるさ」で運転する人が多いですから。
でも、安全意識があるだけでは、安全運転はできません。
プラスして、正しい知識と、正しい技術が必要なのです。
この言葉をお聞きした時、
まさに、カウンセリングと一緒だ!
と思いました。
カウンセリングにいらっしゃる方は、
- 何とかして自分を変えたい!
- 生きづらさを改善したい!
という意識が非常に高いです。
ネットなどで、色々調べて、知識が豊富な方も少なくありません。
でも、
「正しい」知識
「正しい」技術
が無いために、苦しんでいるのです。
カウンセリングで行うこと
つまり、カウンセリングでは、
苦しみから解放され、幸せになるための
正しい知識
正しい技術
をお伝えしているのです。
- 心とは、どのような性質のものか
- あなたの苦しみの原因は何か
- どうすれば、苦しみは無くなるのか
- 心を扱うコツ
このようなことを、個人個人のご事情やタイプに合わせて、
お伝えするのですね。
まさに、自動車教習所で、手取り足取り教えて頂くのと同じです。
教習所に行く前、私はYoutubeで、「運転のコツ」的動画をいくつか見ました。
動画を見ていると、自分でも簡単にできそうな気になります。
でも、いざ車を運転してみると、全く思い通りに車は動きません。
それが、教習所の教官に教えて頂いたら、すぐにできるようになるのです。
更に、教習所以外でお世話になった方がいます。
現在、カウンセリングをお受け頂いているクライアントさんです。
車が趣味で、レースにも参加するほど。
お仕事もガッツリ車関係で、車のプロ。
長年ペーパードライバーだった私は、車を運転することに苦手意識や恐怖心があるのですが、
それとどう付き合うか、といったことや、
車の選定方法まで、幅広く、そして、きめ細かくアドバイスして頂きました。
本当に役になって、
「プロにアドバイス頂くのが一番だな」
と、改めて実感しました。
巷では、ネットでも動画でも本でもテレビでも、
生きづらさ改善のヒントは、たくさんたくさん、出回っています。
でも、それだけで心の扱い方が分かる方は、ごくごく少数でしょう。
やはり、正しい知識、正しい技術を持ち
指導経験のある人に習わないと、習得することは、非常に難しいのです。
カウンセリングがなぜ必要か、
少しでもお分かり頂けたでしょうか?
ご興味をお持ちになりましたら、一度、お受けになってみて下さいね。