抑うつへの対処方法「やる気が出ない・何もしたくない」

 

  • やる気が出ないなあ
  • 何もしたくないなあ
  • 憂鬱な気分で、気力が無いなあ

 

そんな時、ありませんか?

 

これは、

抑うつ状態

と言われるものですね。

 

生きていれば、誰でも経験するものですが、

頻繁に繰り返されたり、長期間続くと

うつ病

になっている可能性があります。

 

今回は、こんな抑うつ状態への対処方法をお伝えします。

 

ところで、私が今回、なぜ、この記事を書いているかというと。。。

 

私自身が、最近、抑うつ傾向で、何もしたくない状態だから・笑

 

こんな時、私がどのような対応を取っているか、ご紹介することで、

皆さまのお役になるかなと、

少ない気力の中で、頑張って記事にしています。

 

気力を出そうと、足掻かない(あがかない)

これが、最も重要です!

 

人は、抑うつ状態になると、

「これはおかしい、何とかしないと!」

と、足掻いたり、無理矢理、何かをしようとします。

 

これは、新たな苦しみを引き起こします。

 

そんなことをしないで、ただ、

「抑うつ状態」に浸る(ひたる

のです。

 

私も、ここしばらく、やる気が出ないので

  • あー、憂鬱な気分が出てるな~。
  • やる気が出ないなあ

とそのまま受けとめて、それを変えようとしません。

 

ただ、抑うつ状態を、じっくりと味わっているだけです。

 

そうすると、何も問題は起きません。

 

パフォーマンスが限られますから、いつもより大分行動は制限されます。

 

どうしても、やらなければならないことだけやり、

後回しできたり、やる必要が無いものは、今の時期はしません!

できるだけ、ノンビリ過ごすようにしています。

 

お気づきの方もいるかと思いますが、

私はしばらく、youtubeへ動画をアップしていません。

 

動画作成は、かなり労力を使います。

 

どんな動画を作るか考え、

台本をある程度作り、

実際に撮影し、

撮影した動画を編集し、

youtubeにアップする。

 

1本の動画をアップするのに、平均で3時間くらい、

長いときは5時間以上はかかります。

 

そんな重労働、抑うつ状態では、とてもやっていられません。

ですので、抑うつ状態になって、真っ先に動画は辞めました!

 

その他、仕事でもプライベートでも、可能な限り、手ばなせるものは手ばなし、

抑うつ状態を、ノンビリ楽しんでいます。

 

ルーティンワークや、簡単にできることをする

やる気が出ない、気力がわかない時は、

考えなくても自動的に身体が動くような
・ルーティンワーク
・簡単にできること

をします。

 

抑うつ状態のときは、たいてい、朝から憂鬱な気分なものです。

 

ですから、朝目覚めた瞬間から、毎日行っていることを

「心を込めて」

行います。

 

私は特に、朝起きてから、布団を整理するのが好きな時間です。

心を込めて、身体の動きに集中して、布団を丁寧に時間をかけて整えます。

 

とても、リラックスし、心が豊かになる時間です。

 

私の場合は、布団を整理したあと、身支度したり、洗濯や部屋の掃除をします。

ここでも、部屋を歩く足の動き、洗濯や掃除をする身体の動きに意識を向けて、

丁寧にユックリ、動作を行います。

 

まあ、抑うつ状態の時は、早い動き自体が困難なので、

必然的に、ユックリした動きになりますね。

 

こういった作業は、ルーティンワークですから、考えないで、身体が勝手に動きます。

つまり、余計なエネルギーを必要としないので、

抑うつ状態の時には、とても良いのです。

 

普段から、生活の中にルーティーンワークを作っておく

と良いですよ!

 

仕事でも、なるべくエネルギーが必要ない、

身体が勝手に動くようなことをします。

 

私は、やる気が出ない時は、

部屋や書類の片付け、経理処理

をやることが多いです。

 

いらない書類をシュレッダーにかけたり、

領収書を整理したり、

帳簿をつけたり。

 

こういった単純作業を、身体の動きに意識を向けて行うと、憂鬱な気分も落ちついてくるのですね。

簡単で頭を使わない作業は、抑うつ状態の時の為に、
普段はわざとやらないで、残しておいたりします。

 

新しいことはやらない・決断は先延ばしする

抑うつ状態の時は、
その状態から抜けだそう、状況を打破しよう

  • 新たなことにチャレンジしたり
  • 今まで躊躇していた難しいことや、頭を使うこと

 

に手を出す方が、非常に多いです。

 

こらの行動の多くは、
「抑うつ状態」という現実を否定し、何とか逃れようと足掻く、

逃避行動

です。

 

単なる「逃げ」ですから、たいていの場合、逆効果で、

事態はもっと悪化することが多いです。

 

抑うつ状態の時は、普段やっている簡単作業を行い、

新たなことは行わないのが、基本です。

 

そして、何か決断しなければいけない時は、

「先延ばし」

してください!

 

逃げの姿勢で決断しても、良い決断はできません。

抑うつ状態の時は、現状維持で、今までやっていることを続けて下さい。

 

ただし、カウンセリングを受けるなど、

単なる逃げはなく、生産性のある、現状肯定の方向性に沿った決断なら、OKですよ!

 

なぜ、抑うつ状態になるのか

ところで、人はどうして、憂鬱な気持ちになって、気力が出なくなるのでしょうか?

 

抑うつ状態になるのは、

  • 現実に適応していない
  • 現実を否定している

時です。

 

一言で言えば、

自分の思い通りに物事が動かない

時に、人は抑うつ状態になるのです。

 

私の場合、この半年で、生活が激変しました。

 

その中で、大きなところでは、

  • 住宅の賃貸トラブルに巻き込まれて、2か月で2回引っ越し、現在、裁判所の調停中
  • 前回の記事も書きましたが、相手の過失により自動車の衝突事故に合う

といった出来事があり、これ以外にも、毎日毎日、トラブル続きの半年でした。

 

そういった現実を、

「嫌だよ~。思い通りに物事、動いて欲しいよ~」

と否定し、現実を認めきれず、駄々をこねている状態なのです。

 

その結果が「抑うつ状態」です。

 

ですから、私は、抑うつ状態そのものあるがまま受け止めるとともに、

 

「こうありたい、こうなって欲しい」

という願望を手ばなし

自分の思い通りでは無い現実を、あるがまま受け止める努力をしています。

 

それも、

「受け止めなきゃ!」

と無理矢理行うのではなく、

 

「あ~、現実否定しているな~。
 それだと、苦しいよね~。」

といった感じの、力の抜けた、無理のない努力です。

 

とにかく、抑うつ状態になったら、

抵抗しない!

ということですね。

 

ご参考になれば嬉しいです。

 

(あー、気力ない中、よく頑張って書いた・笑)