藤井聡太六段の育て方

将棋の藤井六段が、今年度の四冠(勝率、対局数、勝ち数、連勝)を獲得したことが、ニュースになっていましたね。
私は将棋が趣味なので、藤井六段の話題はいつも楽しみにしています。
先日は、杉本七段との師弟対決も話題になっていましたが、その杉本七段がTVでステキなことをおっしゃられていたので、記事にしたいと思います。

指導の方針は「口出ししない」

プロを目指して10歳で杉本七段に弟子入りした藤井少年。
定跡(最善とされる決まったさし方)通りの手をささないのに非常に強い実力を持っていたそうで、そんな藤井少年の力を伸ばすため、杉本七段は、口出ししないで自由に打たせることを指導の方針としました。
杉本七段がプロの様々な手をさして、それにどう対応するかを自分の頭で考えさせる指導だったそうです。
藤井六段も、
じぶんの将棋にいろいろ言われることは少なかったですし、個性を大切にしてくれたと感じています
とおっしゃられていました。

さし手を教え込むのではなく、のびのびと自由に打たせて考える力を伸ばしたことが、藤井六段の今の活躍に繋がっているのですね。
確かに、お2人の様子を見ていると、「師弟」という上下関係よりも、どちらかというと友達に近い対等な関係性のように感じられます。

子育ても自由にのびのびと

自由にのびのびと育てることは、子育てでも大切です。
本来、親と子供は対等なはずです。
ただ、子供は未熟な存在なので、親が育てる必要があるだけです。
でも、親がそのことを理解していなくて、子供をあたかも目下のように扱い、自分の思い通りに動かそうと、怒ったり押さえつけたりしてしまうことが少なくありません。

スーパーに行くと、
そんなことをしてはダメ。なんで言うこと聞かないの!
と怒って自分の思い通りに子供を動かそうとする親御さんをみかけます。
そんな親御さんの子供は、一様に不幸な顔つきをしています。
親も子も、苦しんでいるのです。
見ていて、とても切なくなります。

一方で、とても優しく、子供の気持ちや言動を尊重する親御さんにも出会います。
そのような親子は、とても幸せそうです。
親も子もニコニコして、明るく、周りも幸せにしてくれます。

親が子供のすることに口出しするとどうなるか、一例をお悩み③子供が不登校になったに少し書いているので、ご覧になって下さい。
子供が悩み少なく、明るい人生を歩むためには、自由にのびのびと育てる必要があります。
大人の勝手な感情で子供を抑え込めば、子供は折れてしまいます。
親が口出ししたり怒ったところで、子供は納得しません。
うるさいから、怖いから、しぶしぶ、親の言う通りにしているだけです。
子供の心の中では、不満や怒りや恨みが渦巻いていますよ。

子供の言動にとやかく口を出すのではなく、親が模範になると良いですね。
子供は親を見て育ちます。
親の言うことをきかせようと怒れば、子供は他の人にも同じように振る舞います。
子供の言動を尊重すれば、子供は他の人を尊重するようになります。
何も怒ったり押さえつけたりする必要はないのです。
親が明るい心で思いやりのある生き方をしていれば、子供はそれを見て立派に育ちます。

あなたの子供時代はどうでしたか?

とは言っても、そんな理想の親に簡単になれないから、皆さん悩むのですよね。
では、なぜ子供が許せなくて怒ってしまうのでしょうか。
「あれしなさい。そんなことしてはダメ」と命令してしまうのでしょうか。
それは子供時代にカギがあります。

あなたは、言動を尊重され、自由にのびのびと育ったでしょうか?
「また怒られるのではないか」とビクビクしていませんでしたか?
「勉強しなさい」といつもうるさく口出しされませんでしたか?
親が口を開けば、「~しなさい、~してはダメ」と命令口調ではありませんでしたか?

そのような環境で育てば、いつも不満や恐怖心を心にため込むことになります。
不満や恐怖があると、他の人を受け入れるスペースが少なくなります。
様々なことが受け入れられなくなって、いつもイライラするようになります。
不満や恐怖心を持ったまま大人になると、子供を尊重する前に、「自分のほうが大変なんだから!」と自分の苦しみ解消が先になってしまうのです。
お悩み例②出産後、イライラが止まらないにそのあたりの事を書いていますので、読んでみて下さいね。

まとめ

尊重され、自由にのびのびと育った人は、余裕があり、穏やかで落ち着いています。
ぜひ、あなたのお子さんも、明るく楽に生きられるよう、尊重して育てて欲しいなあと願います。
でも、そのような子育てが難しければ、まずはあなた自身の問題を解決する必要があります。