感情コントロールに大切な2つのこと
先週今週と、2週続けて、私を可愛がってくれた方が亡くなりました。
2週連続で親しい方が亡くなったので、さすがに私も、色々な感情が出て、気分が晴れない日が続きました。
出てきた感情は、悲しさ、寂しさ、不安、恐怖といったものです。
こんな時、私がどんな風に感情をコントロールしているのか、ということをお伝えしたいと思います。
①全て受けとめる
気持ちが揺れ動いたら、ただただ、全てを受けとめる!
これが最も大切なことです。
今回、私は、
- あの時、あんな風にかわいがってくれたなぁ
- たわいもない話をした時、楽しかったなあ
- でも、もう、あの笑顔も見れないし、話をすることもできないんだな
と考えて、悲しい気持ち・寂しい気持ちになりました。
それを、丸ごと受けとめるんです。
もう会えないし、話しもできなくて、悲しいんだよね~、寂しいんだよね~。
こんな風に、ただ、自分の感情を受けとめるだけです。
えっ、それだけ?
と思われるかもしれませんが、こんな単純なことで、感情は治まるんです。
悲しさや寂しさだけではありません。
不安な時も、イライラした時も、興奮している時も
逆に楽しい時も、嬉しいときも。
どんな感情が出ても、ただ、受けとめるだけで、気持ちは落ち着くんです。
- 不安に感じるよね~
- イライラするよね~
- 興奮しちゃうよね~
- 楽しいんだよね~
- 嬉しいんだよね~
ただ、これだけで良いんです。
この単純な作業、幸せに生きる為に、とっても大切なプロセスなのです!
出てくる感情が辛くて、見ないように拒否しようとすると、
その感情は心の奥底に抑圧されて、心身に悪い影響を与えてしまうんです。
でも、受けとめてしまえば、浄化されて、心身は健全な状態を保つことができます。
②思考を手ばなす
感情は、考えることで出てくるんです。
今回私も、昔の懐かしいことを想い出し、「でも、もう会えない、話せない」と考えたことで、
悲しい、寂しい
という気持ちになったのです。
こんな考えをしなければ、当然、「悲しさ・寂しさ」は出てきません。
更に今回は、亡くなられたお2人が、私の両親と年齢が近かったので、
親も、もうすぐ死ぬのかな。
明日、急に親が死ぬことも、あるかもしれないな。
などと考えて、不安や恐怖心も出ました。
一方で、
こんなに色々なネガティブ感情が出るなんて、
カウンセラーとしてダメなんじゃないか
なんて、自己否定的な気持ちも、チラと出てきました。
こんな風に、思考によって、色んな感情が出てくるのですよね。
まず、私がしたことは、感情を受けとめた時と同じように、思考も受けとめました。
- 色々、考えちゃうよね
- 昔のこと、想い出しちゃうよね~
- もう会えないって思っちゃうよね~
- 親も死ぬかもって考えちゃったんだね~
こんな感じで、思考を受けとめます。
「こんなこと考えたら、ダメ!」
は、抑圧に繋がりますので、逆効果です。
そうしたら、あとは、思考を手ばなします!
ポイって、手ばなしちゃうんです・笑
例えば、まったく別の事を考えると、手ばなしやすくなります。
私の場合ですと、
- クライアントさんにこんなメールを送ろうかな、今度のコラムは何を書こうかな
- 好きなテレビ番組、今日放送だな。楽しみだなあ
- 今度、図書館でどんな本を借りるか、ネットで調べておこう
な~んて、全然別のことを考えるようにします。
または、マインドフルネスの要領で、身体の感覚を観ます。
マインドフルネスは、メンタルケアにとっても有効な方法です。
詳しくは、⇒ コチラ をご覧下さいね。
まとめ
今回は、感情コントロールに大切な、2つのことをお伝えしました。
- 受けとめる
- 手ばなす
この2つは、幸せに生きる為に最も大切なことなんです。
詳しい取り組み方法は、カウンセリングでもお伝えしていますので、
ご興味ある方は、お問い合わせ下さいね。